義母と当方の珍道中♡イタリア編
を昨日、期待に胸を膨らませて待っておられた諸兄もいらっしゃるはずだが、「商売繁盛笹もってこい!」でブログをアップしている暇がなかった。
さて、皆さんは、ピサの斜塔に行ったことがあるだろうか?
当方は、何を隠そう尻隠そう、義母と共に行った。
本当に斜めである。
よくもまあ、あんな斜めで倒れないもんだと義母と2人、ポカンと眺めていた。
「ピサの斜塔(ピサのしゃとう、イタリア語: Torre di Pisa)は、イタリアのピサ市にあるピサ大聖堂の鐘楼であり、世界遺産「ピサのドゥオモ広場」を構成する観光スポットである。高さは地上55.86m、階段は296段あり、重量は14,453t、地盤にかかる平均応力は50.7tf/m2と見積もられている。」
時は6月
暑い
ピサ市は南部ではないのだが、その時は暑かった。
「お母さん、登れるよ。登りましょう!この塔は、ガリレオ・ガリレイの異端尋問を反省したローマ教皇がその反省の言葉を表明をしたとこでもあるんですよ。私とローマ教皇も平伏すお母さんの底力を塔の上から見せてやりましょう!」
と心優しい嫁が72歳の義母を誘う。
決して、事故を装いピサの斜塔から姑をぶん投げようとしている訳ではない。
義母と当方は実の親娘と間違われるほど仲が良いのだ。
「嫌やねえ。暑いやろう。あんなん苦労して登ってみたって何も面白いことなんぞありゃせんよ。ガリレオは登らんかったでしょう。あんなん登らんでも私は教皇にはもう、勝っているもんよ。それよりもAnguさん、ジェラートを食べようもん。イタリアちゅうたらジェラートでしょう。」
なんという説得力であろうか?
嫁に有無を言わさぬ持論を述べる。
これぞ、昭和の荒波を生き抜いていた兵(ツワモノ)の力である。
『ここまできてピサの斜塔に登らないなんてあるのか?普通登るよね?でもまあ、暑いし、金比羅さんの階段だってズルして登らないでお参りした当方だし、まあいいか。』
と義母にチョコのジェラートを買ってもらい、ご機嫌である。
「私は登るよ!ここまで来て登らんなんてアホなことがあるかいな!」
大正13年生まれ
大正!
そう、この大正生まれの彼女こそ義母の親友、すがちゃんである。
なんと、このイタリア全周遊の旅にはすがちゃんも参加していたのである!
旗持って2名様ご案内〜♪
さて、当方が現地ガイドと添乗員を兼ね、昭和一桁生まれの義母と大正生まれのすがちゃんとを連れた老人ホーム旅
どうなることやら。
先が楽しみでまた、生き甲斐が増えたと喜んでおられる諸兄のお顔が見えるようである。
今日は、午前、午後ともに講義が入っている。
拙宅に来てくださり、当方の暑苦しい講義を受けてくださる生徒さんに心からの感謝を込めて♡
「命!燃やしていますか?」